三益半導体工業の年収＆給料｜手取りでいくら？【2019年版】

三益半導体工業の決算書を分析して、25歳/30歳/35歳/40歳/45歳/50歳のそれぞれの年収＆給料を調べてみました。年齢別の手取り額は25歳で年収296万円＆月給17.7万円、30歳で年収366万円＆月給21.8万円、35歳で年収418万円＆月給24.9万円、40歳で年収472万円＆月給28.1万円、45歳で年収525万円＆月給31.2万円、50歳で年収550万円＆月給32.6万円という感じです。三益半導体工業に就職活動中、転職活動中の方はご参考にどうぞ。 (2019/01/28)

三益半導体工業の年収

まずは三益半導体工業の額面の年収を調べます。

三益半導体工業の決算書を調べると平均年齢は40.3歳で、平均年収が617万円となっています。

国税庁が発表している賃金カーブをもとに25歳〜50歳の年収も計算してみるとこのようになります。

もうちょっと欲しい気もします。

なお、三益半導体工業の年収は群馬県の年収ランキングでは5位、金属製品業界の年収ランキングでは24位となっています。

三益半導体工業の年収

額面の年収がわかったので、続いて手取り年収を計算してみます。

給与所得控除を計算する

まず、年収ごとの給与所得控除額は

となります。

この表から年収372万〜730万円の場合の給与所得控除の額を計算します。

年収372万円 x 20％ ＋ 54万円 = 128万円
年収466万円 x 20％ ＋ 54万円 = 147万円
年収538万円 x 20％ ＋ 54万円 = 162万円
年収612万円 x 20％ ＋ 54万円 = 176万円
年収691万円 x 10％ ＋ 120万円 = 189万円
年収730万円 x 10％ ＋ 120万円 = 193万円

社会保険料の支払額を調べる

健康保険・厚生年金・雇用保険といった社会保険料も控除の対象となるので、社会保険料の支払額を調べます。

基本的には年収の14.22％ほどになるので年間の社会保険料の目安額を計算すると

年収372万円 x 14.22％ = 53万円
年収466万円 x 14.22％ = 66.3万円
年収538万円 x 14.22％ = 76.5万円
年収612万円 x 14.22％ = 87.1万円
年収691万円 x 14.22％ = 98.3万円
年収730万円 x 14.22％ = 104万円

となります。

所得税と住民税を計算する

所得税＆住民税の計算の記事を参考に、所得税の住民税の合計額を計算するとこのようになります。

25歳(年収372万円)：所得税 7.65万円 ＋ 住民税 16万円 ＝ 23.7万円
30歳(年収466万円)：所得税 11.7万円 ＋ 住民税 22.2万円 ＝ 33.9万円
35歳(年収538万円)：所得税 16.4万円 ＋ 住民税 26.9万円 ＝ 43.3万円
40歳(年収612万円)：所得税 21.3万円 ＋ 住民税 31.8万円 ＝ 53.2万円
45歳(年収691万円)：所得税 30.4万円 ＋ 住民税 37.3万円 ＝ 67.7万円
50歳(年収730万円)：所得税 36.3万円 ＋ 住民税 40.3万円 ＝ 76.6万円

配偶者控除がある場合の所得税と住民税の合計額はこのようになります。

25歳(年収372万円)：所得税 5.75万円 ＋ 住民税 12.7万円 ＝ 18.5万円（5.2万円の差額）
30歳(年収466万円)：所得税 8.82万円 ＋ 住民税 18.9万円 ＝ 27.7万円（6.17万円の差額）
35歳(年収538万円)：所得税 12.6万円 ＋ 住民税 23.6万円 ＝ 36.2万円（7.1万円の差額）
40歳(年収612万円)：所得税 17.5万円 ＋ 住民税 28.5万円 ＝ 46.1万円（7.1万円の差額）
45歳(年収691万円)：所得税 23万円 ＋ 住民税 34万円 ＝ 57.1万円（10.7万円の差額）
50歳(年収730万円)：所得税 28.7万円 ＋ 住民税 37万円 ＝ 65.7万円（10.9万円の差額）

詳しくは配偶者控除の節税額の計算の記事もご覧ください。

配偶者控除に加えて、高校生の子供の扶養控除がある場合はこのようになります。

25歳(年収372万円)：所得税 3.85万円 ＋ 住民税 9.44万円 ＝ 13.3万円（10.4万円の差額）
30歳(年収466万円)：所得税 6.92万円 ＋ 住民税 15.6万円 ＝ 22.5万円（11.4万円の差額）
35歳(年収538万円)：所得税 9.29万円 ＋ 住民税 20.3万円 ＝ 29.6万円（13.7万円の差額）
40歳(年収612万円)：所得税 13.7万円 ＋ 住民税 25.2万円 ＝ 39万円（14.2万円の差額）
45歳(年収691万円)：所得税 19.2万円 ＋ 住民税 30.7万円 ＝ 50万円（17.8万円の差額）
50歳(年収730万円)：所得税 22.2万円 ＋ 住民税 33.7万円 ＝ 55.9万円（20.7万円の差額）

手取り額を計算する

額面の年収から社会保険料と所得税と住民税を引くと手取り額が計算できます。

年収372万〜730万円の場合の手取り額を計算するとこのようになります。

25歳(年収372万円)：年収372万円 - 社会保険料 53万円 - 所得税 7.65万円 - 住民税 16万円 = 296万円
30歳(年収466万円)：年収466万円 - 社会保険料 66.3万円 - 所得税 11.7万円 - 住民税 22.2万円 = 366万円
35歳(年収538万円)：年収538万円 - 社会保険料 76.5万円 - 所得税 16.4万円 - 住民税 26.9万円 = 418万円
40歳(年収612万円)：年収612万円 - 社会保険料 87.1万円 - 所得税 21.3万円 - 住民税 31.8万円 = 472万円
45歳(年収691万円)：年収691万円 - 社会保険料 98.3万円 - 所得税 30.4万円 - 住民税 37.3万円 = 525万円
50歳(年収730万円)：年収730万円 - 社会保険料 104万円 - 所得税 36.3万円 - 住民税 40.3万円 = 550万円

配偶者控除がある場合の手取り額はこのようになります。

25歳(年収372万円)：年収372万円 - 社会保険料 53万円 - 所得税 5.75万円 - 住民税 12.7万円 = 301万円（5.2万円の差額）
30歳(年収466万円)：年収466万円 - 社会保険料 66.3万円 - 所得税 8.82万円 - 住民税 18.9万円 = 372万円（6.17万円の差額）
35歳(年収538万円)：年収538万円 - 社会保険料 76.5万円 - 所得税 12.6万円 - 住民税 23.6万円 = 425万円（7.1万円の差額）
40歳(年収612万円)：年収612万円 - 社会保険料 87.1万円 - 所得税 17.5万円 - 住民税 28.5万円 = 479万円（7.1万円の差額）
45歳(年収691万円)：年収691万円 - 社会保険料 98.3万円 - 所得税 23万円 - 住民税 34万円 = 536万円（10.7万円の差額）
50歳(年収730万円)：年収730万円 - 社会保険料 104万円 - 所得税 28.7万円 - 住民税 37万円 = 561万円（10.9万円の差額）

さらに高校生の子どもの扶養控除がある場合はこんな感じになります。

25歳(年収372万円)：年収372万円 - 社会保険料 53万円 - 所得税 3.85万円 - 住民税 9.44万円 = 306万円（10.4万円の差額）
30歳(年収466万円)：年収466万円 - 社会保険料 66.3万円 - 所得税 6.92万円 - 住民税 15.6万円 = 377万円（11.4万円の差額）
35歳(年収538万円)：年収538万円 - 社会保険料 76.5万円 - 所得税 9.29万円 - 住民税 20.3万円 = 432万円（13.7万円の差額）
40歳(年収612万円)：年収612万円 - 社会保険料 87.1万円 - 所得税 13.7万円 - 住民税 25.2万円 = 486万円（14.2万円の差額）
45歳(年収691万円)：年収691万円 - 社会保険料 98.3万円 - 所得税 19.2万円 - 住民税 30.7万円 = 543万円（17.8万円の差額）
50歳(年収730万円)：年収730万円 - 社会保険料 104万円 - 所得税 22.2万円 - 住民税 33.7万円 = 571万円（20.7万円の差額）

手取りの月給を計算する

続いて手取りの月給を計算してみます。

ボーナスが4.4ヶ月の場合の手取り月給はこのようになります。

25歳(年収372万円)：（年収372万円 - 社会保険料 53万円 - 所得税 7.65万円） ÷ （12ヶ月 ＋ 4.4ヶ月） - 住民税 16万円 ÷ 12ヶ月 = 17.7万円
30歳(年収466万円)：（年収466万円 - 社会保険料 66.3万円 - 所得税 11.7万円） ÷ （12ヶ月 ＋ 4.4ヶ月） - 住民税 22.2万円 ÷ 12ヶ月 = 21.8万円
35歳(年収538万円)：（年収538万円 - 社会保険料 76.5万円 - 所得税 16.4万円） ÷ （12ヶ月 ＋ 4.4ヶ月） - 住民税 26.9万円 ÷ 12ヶ月 = 24.9万円
40歳(年収612万円)：（年収612万円 - 社会保険料 87.1万円 - 所得税 21.3万円） ÷ （12ヶ月 ＋ 4.4ヶ月） - 住民税 31.8万円 ÷ 12ヶ月 = 28.1万円
45歳(年収691万円)：（年収691万円 - 社会保険料 98.3万円 - 所得税 30.4万円） ÷ （12ヶ月 ＋ 4.4ヶ月） - 住民税 37.3万円 ÷ 12ヶ月 = 31.2万円
50歳(年収730万円)：（年収730万円 - 社会保険料 104万円 - 所得税 36.3万円） ÷ （12ヶ月 ＋ 4.4ヶ月） - 住民税 40.3万円 ÷ 12ヶ月 = 32.6万円

配偶者控除がある場合の手取り額はこのようになります。

25歳(年収372万円)：（年収372万円 - 社会保険料 53万円 - 所得税 5.75万円） ÷ （12ヶ月 ＋ 4.4ヶ月） - 住民税 12.7万円 ÷ 12ヶ月 = 18.1万円（3910円の差額）
30歳(年収466万円)：（年収466万円 - 社会保険料 66.3万円 - 所得税 8.82万円） ÷ （12ヶ月 ＋ 4.4ヶ月） - 住民税 18.9万円 ÷ 12ヶ月 = 22.3万円（4500円の差額）
35歳(年収538万円)：（年収538万円 - 社会保険料 76.5万円 - 所得税 12.6万円） ÷ （12ヶ月 ＋ 4.4ヶ月） - 住民税 23.6万円 ÷ 12ヶ月 = 25.4万円（5070円の差額）
40歳(年収612万円)：（年収612万円 - 社会保険料 87.1万円 - 所得税 17.5万円） ÷ （12ヶ月 ＋ 4.4ヶ月） - 住民税 28.5万円 ÷ 12ヶ月 = 28.6万円（5070円の差額）
45歳(年収691万円)：（年収691万円 - 社会保険料 98.3万円 - 所得税 23万円） ÷ （12ヶ月 ＋ 4.4ヶ月） - 住民税 34万円 ÷ 12ヶ月 = 31.9万円（7250円の差額）
50歳(年収730万円)：（年収730万円 - 社会保険料 104万円 - 所得税 28.7万円） ÷ （12ヶ月 ＋ 4.4ヶ月） - 住民税 37万円 ÷ 12ヶ月 = 33.4万円（7380円の差額）

さらに高校生の子どもの扶養控除がある場合はこんな感じになります。

25歳(年収372万円)：（年収372万円 - 社会保険料 53万円 - 所得税 3.85万円） ÷ （12ヶ月 ＋ 4.4ヶ月） - 住民税 9.44万円 ÷ 12ヶ月 = 18.5万円（7820円の差額）
30歳(年収466万円)：（年収466万円 - 社会保険料 66.3万円 - 所得税 6.92万円） ÷ （12ヶ月 ＋ 4.4ヶ月） - 住民税 15.6万円 ÷ 12ヶ月 = 22.6万円（8410円の差額）
35歳(年収538万円)：（年収538万円 - 社会保険料 76.5万円 - 所得税 9.29万円） ÷ （12ヶ月 ＋ 4.4ヶ月） - 住民税 20.3万円 ÷ 12ヶ月 = 25.9万円（9850円の差額）
40歳(年収612万円)：（年収612万円 - 社会保険料 87.1万円 - 所得税 13.7万円） ÷ （12ヶ月 ＋ 4.4ヶ月） - 住民税 25.2万円 ÷ 12ヶ月 = 29.1万円（1.01万円の差額）
45歳(年収691万円)：（年収691万円 - 社会保険料 98.3万円 - 所得税 19.2万円） ÷ （12ヶ月 ＋ 4.4ヶ月） - 住民税 30.7万円 ÷ 12ヶ月 = 32.4万円（1.23万円の差額）
50歳(年収730万円)：（年収730万円 - 社会保険料 104万円 - 所得税 22.2万円） ÷ （12ヶ月 ＋ 4.4ヶ月） - 住民税 33.7万円 ÷ 12ヶ月 = 34万円（1.41万円の差額）

三益半導体工業の一人当たりの売上＆利益＆借金

続いて三益半導体工業の従業員一人当たり売り上げ、利益、借金などの数字を計算してみます。

一人当たりの利益が多いほうが昇給やボーナスでの年収アップも期待できますし、負債や借金も少ないほうが不景気にも安心です。

また、利益率も高いほうが不景気に強いのでしっかりチェックしておきましょう。

なお、利益率・負債比率・借入比率は従業員一人あたりの数字ではありません。

2018年5月期の決算をもとに説明すると

利益率

売上高741.8億円に占める経常利益45.04億円の割合が6.07%

負債比率

総資産額922.0億円に占める社債や借金などの負債額343.3億円の割合が37.2%

借入比率

総資産額922.0億円に占める、銀行からの借金等の借入額3.000億円の割合が0.325%

となっています。

三益半導体工業への就職・転職を考えてみる

三益半導体工業の財務内容のポイントを見てみると

• 時価総額は484.2億円と標準的
• 経常利益率は6.07%と標準的
• 負債比率は37.2%と標準的
• 借入比率は0.325%と低め

となっています。

財務的にはまあまあかなという感じです。

会社の場所・規模・年収などもまとめるとこんな感じです。

三益半導体工業本社の場所

三益半導体工業は群馬県にあります。ちなみに最寄り駅は井野(群馬県)駅です。

三益半導体工業の企業規模

従業員数は単独で1002人で、売上高が742億円です。規模はそこそこといった感じでしょうか。

三益半導体工業社員の年収

平均年齢は40.3歳で、平均年収が617万円です。

三益半導体工業社員一人当たりの利益

従業員一人あたりの利益は450万円です。良い感じに利益が出ています。

給料も財務内容もまあまあですね。就職先としてもまあまあ良いと思います。

まとめ

今回は三益半導体工業の手取り年収＆給料や財務内容を調べてみました。

よろしければ年収ごとの手取り額の計算の記事や、群馬県の年収ランキング、金属製品業界の年収ランキングなども参考にどうぞ。